思考ノイズ

無い知恵を絞りだす。無理はしない。

反復性肩脱臼の手術から1年経過

早いもので反復性肩脱臼からおよそ一年たちました。

bython-chogo.hatenablog.com

このブログでは機械学習系の記事をメインで書いていますが、いまだに半分以上のアクセスがこちらの記事のようです。同じ悩みを抱える人は意外と多く、どのような手術なのか気になって人も多いみたいですね。こういうレポートって大事なんだなとアクセスログを見るたびに思います。そこで一年後どうなっているかの記録と、思い出せる限りの1年の経過も残しておきたいと思います。

現在、1年後の状況

当然ですが、不自由なく普通に生活ができています。手術した左肩はきちんと後ろまでまわせますし、脱臼することはないです。可動域は右と比べて少ないのは否めないと思います。後ろに回すと引っ張られる感じはありますが、人口のひもで固定しているので仕方ないのかと思います。あとリハビリを頑張ればもっと行くのかもしれませんが、私生活でその必要は感じられないので私個人としては十分といえます。

一年の経過

  • 術後すぐ:術部の回復をおこなうため、サポータによる固定で過ごします。利き手ではなかったので、まだよかったですが、それでも不自由でした。寝るときもつけたままでねるので、寝返りもできないし、ずっと吊っている左肩の肩こりはとてもひどかったのを覚えています。リハビリも週に2回です。
  • 術後一か月経過:サポーターは外せますが、可動域はとても狭いです。前から上に手を上げようとしても最初は90度まであがりませんでした。生活にも影響がでます。左手を使って胴体から離して行わなくてはいけない作業は大変です。高いものを取るとかは右手でもできますが、何気に靴ひもを結ぶことは両手を使わなくてはならず、さらに胴体から離れてやる作業なので難しいです。リハビリは引き続き週二回です。
  • 術後三か月経過:だんだんと可動域が広がっていきますがまだ制限がでます。前から上に腕を上げる運動は180度までもう少しのところで止まってしまい、なかなかそこから改善せずもどかしい思いをしました。診断の時もリハビリが芳しくないということでもし次回の診断までによくなければ筋肉を柔らかくする注射をうつといわれました。結果として一か月後の診断では合格点がでてその注射はうたなくてもよくなりましたが。それを受けてリハビリの回数も週1回になりました。
  • 術後六か月経過:運動が解禁されて、ジム通いもスタートしました。可動域も実生活に問題がない程度まで動くようになりました。そこから数か月してリハビリも終わりとなりました。

というわけでリハビリが不安になった時もありましたが、結果として日常生活にはなにも問題ないレベルまで回復しました。脱臼するかもしれないと可動域をセーブしていた術前が嘘のように特に何も気にせずに生活をしています。半年以上のリハビリはありましたが、今後の人生や老後のことも考えるとやってよかったとはっきりと言えます。お悩みの方は半年以上はすこし不自由ですが、なるべく早いうちに決断することをおすすめします。

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