梅村長幸、考え中。

蛇の瞳に恋してる

脳が認める勉強法――「学習の科学」が明かす驚きの真実!

 脳は複雑。現時点でもまだ解明されていないことは多いが、学習効率をいかに高めるかはブラックボックス的なテストを積み重ねてある程度ノウハウがたまっているようだ。本書でその内容を簡潔に得ることができる。

脳が認める勉強法――「学習の科学」が明かす驚きの真実!

脳が認める勉強法――「学習の科学」が明かす驚きの真実!

 

勉強をする目的はいろいろある。いつ、どのように成果をだすのかによってその学習方法を考え込む必要があるが、本書では効率的に学習効果を出す手助けになりそうだ。一部をまとめてみたい。

 

記憶力を高めるために ()

  •  環境に変化をつけたほうが記憶が定着しやすい。静かな場所よりむしろ五感に刺激が与えられる環境のほうが、記憶の呼び出しに効果がありそう。
  • テストは記憶の定着に有効。結果に関係なくテストをおこなうと自体に記憶の定着に効果がでる。
  • 記憶の定着のためには学習の時間を分散させたほうが効果的。間の感覚はその記憶力の定着が必要となる時(たとえばテストの日)がどれだけ先にあるかによる。間隔を開けると定着に時間がかかるが、長期間記憶が定着する。

ブレイクスルーの手助け

  •  ある問題に対し考えが行き詰ったときには、一度ブレイクの時間を与えるとよいアイデアがうまれる。

反復練習のやりかた

  • 反復練習を行う際には規則的な繰り返し練習よりも、ランダムでの練習のほうが成果があがる。また学習した内容を応用することも容易になる。

睡眠・無意識

  • 睡眠中の眠りの深さによって学習の記憶や運動の記憶の定着などが変わってくる。何を定着させたいかによって、学習と睡眠のタイミングを変えて効率をあげることができる。

このようにこれまでにおける様々な実験の成果により効率をあげる学習・勉強方法が解明されている。これからなにかを習得する必要がある方はこの本の内容を実行すれば必ずその手助けになるだろう。