思考ノイズ

無い知恵を絞りだす。無理はしない。

うしろシティ星のギガボディ 2019年9月4日

うしろシティ放送で自分たちの10年間の芸歴において、アイドル的な売れ方・売られ方と、お笑い芸人としてのプライドの狭間の葛藤があり、仲が悪くなっていることを笑いを交えながら語っていました。

自分たちの仕事の売れ方・事務所の売られ方が純粋なお笑い芸人というよりも、若い女性人気の高いアイドル的(=ワーキャー)な立ち位置が先行していることにモヤモヤがあったようです。特に金子さんは芸人としてのプライドが先行してティーン雑誌の写真撮影でカメラをにらみつけていたりと態度にでてしまっていたとのこと。 一方の阿諏訪さんはバイトをしなくてもギリギリ食べていける状態で、尖ることでこのチャンスを逃したらもうこの業界で仕事をすることができなくなるという危機感から求められる仕事を受け入れていくスタンスのようでした。当然、意見が合わないので二人の仲も悪くなっていったようです。

したい仕事と、求められる仕事(=お金をもらえる仕事)の葛藤はサラリーマンでもよくある話で、テレビ・ラジオにでているお笑い芸人も同じ悩みがあるんだと感心しました。いわゆるキャリアパスの視点は共通なんでしょうね・・・。

またハライチ岩井さんから受けた言葉も印象に残っているようです。 「女に媚を売った匂いは、時間がたってもとれないぞ」

辛辣・・・!

話は転がり、ワーキャーサイドの視点から、芸人要素も入っていることで、自分たちが完全にワーキャーにも振り切れていない、半端ものだという反省がはっいてから、10年たったいま変化がおきる、の振りが入りました。そして、サンリオのキャラクターになることが発表さました。

どうやら10年ワーキャーのほうに完全に振り切れるようですw

オードリーのオールナイトニッポン 8月31日

今回のオードリーのANNは控えに行って神回だったと思います。

今回の放送はむつみ荘からの生放送。春日さんが数か月まえまでの約20年住んでいた、阿佐ヶ谷で家賃4万円を切るアパートです。引っ越してからも定期的に前を通り様子をみるという春日さん、それくらい思い入れが強いようで、オフィシャルにまた部屋に入れてうれしいのか生放送の声も弾んでいるように聞こえました。 オードリーが2008年のM-1で注目を浴びてからテレビの仕事が増えて、大きな部屋に住むのに十分な収入が入っているのにも関わらず、結婚をする今年2019年までずっと住み続けたアパートになのでなかなか気持ちが振り切れない気持ちも理解できます。

一方の若林さんも、まだ無名の芸人時代にこの部屋で数名のファンをいれて単独ライブを行ったり、ネタを考えたり、売れてからはことあるごとにロケで入ったりと芸人の仕事での訪問ももちろん、プライベートでのこの部屋の思い出を語っていたのが印象的でした。

面白かったのがこの部屋に入って思い出したというクリスマスのエピソード。彼女とケーキを買ってラブホテルに行こうとしたがどこも満室、途方に暮れた若林さんは春日さんに連絡して3時間だけむつみ荘を借りることに。3時間だけなので、急いで行為を終えてからケーキを食べようとしたら、古い木造のアパートがよく揺れたのか、ケーキの上のサンタがうつぶせで白いクリームに埋った状態に。それをみて映画のファーゴの表紙だと思っていたという思い出話をしていました。

このような二人の思い出話があふれて止まりませんでした。

家とか部屋の思い出はそれまでの生活とか人生とかを直結する場所なんだと改めて感じました。オードリーにとってむつみ荘は売れる前の10年と売れてからの10年の酸いと甘いが詰まっていて、その部屋からの放送はかれらの芸人人生のエピソードを楽しくきける神回となったと思います。

ハナコのオールナイトニッポン0 2019年8月24日

週替わりの土曜ANN0でハナコがでているのをRadikoで視聴。 ハナコ、名前はよく聞きますがコントとかみたことがなかったのですが、初ANNなのに堂々としたラジオっぷりで、面白かったです。

三人のバランスの良さがとてもよかった。特に秋山さんのまわし、適切な相槌・つっこみがうまく入るので話が滞りなく回っている感じでした。ここの軸がしっかりしているので、菊田さんの狙いだか天然だかわからないプチ・クズエピソードやボケがうまく笑いに昇華できていて聞いててハラハラするところがなかった。岡部さんはあまり話に入ってこないけど、口を開いたときには適切な分析が話に組み込まれて話に厚みができて次への菊田のボケへのトスが上がっている感じです。

個人的にはラジオ芸人の新星となりうりそうと感じました。生のリスナーのリアクションとの絡み方もうまそうなので、次のレギュラーゼロ枠が一番よさそう?期待しています。

仕事の効率をサポートする、アプリ的なものの自作

Pythonを書くことをまた初めてまして、機械学習もやりたいんだけど手が出せていなくて、また気が向いたらやるでしょう、という感じで自分を甘やかしています。

現在もっぱら仕事の効率をサポートするWindows上で動くPythonスクリプトを考えて書き始めました。コンセプトとして、マウスの使用をできるだけ少なくして、キーボード操作でよくつかう動作を即座に実行できる、まー、キーバインドアプリとかその辺によくあるものなのですが、自作してカスタマイズできるようにしようじゃないか、という思いでだらだら書いてます。

きっかけは社内で仕事の効率化ツールのトレーニングを受けたことで、ファイラーやらコピーやらショートカットキーなど、大変興味深かったのですが、自分でつくれば自分に一番カスタマイズされた仕組みが作れんじゃん、と思い開発にいったてます。

仕様を殴り書くと以下の感じ:

1.コントロールキーのダブルクリックで画面右にメニューGUI発動

2.そのなかからキーボードで自動化されたよく使う動作を選択する

で、項目として、今思いついてるのは、

  • テキスト、イメージのコピー履歴から再登録

  • よく使うソフト、アプリのショートカット

  • 登録したファイルの保存と仕訳

  • 思い付きメモの登録と仕訳 (Todo List, Linkなど)

  • PCを使った作業の自動ログ取り(使ったソフト、アクセス履歴など)

PythonWindows上で使って、基本的にはキータイプやらマウス操作やら、ブラウザ履歴やらをウォッチするので、他の人のPCに突っ込んだらセキュリティ的に完全アウトな代物にはなります。自分のPCだからできることだし、比較的会社のPCの自由度が高いのでできることにはなりそうです。

というわけで部分的にも完成したらコードを出していきますが、悪用は厳禁ですし、不具合は責任はもてませんのでご了承ください

いか現在の未完成段階のスクリーンショットです。

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関ジャム:「プロが選んだサザンオールスターズ名曲20選」

大ネタ中の大ネタ、サザン特集。名曲の多さ、幅広い年代に愛される楽曲の多さ故、頑張って20曲に収めていたようですが、それでも1時間枠では、一つ一つの楽曲の特徴とか、関ジャム特有の研究的なロジックの説明が薄まってしまい、結果、物足りなくってしまったという印象でした。 関ジャニのセッションをなくしたなど、製作者側の苦節も見えましたが、ユーミン特集のときのようにもう少し楽曲を抑えて一つ一つを濃くするか、2時間スペシャルなどで時間を延ばすなどしないとサザンは収まらなかったのかなと感じています。難しいですね。

というわけでもメモもなんだかただのリストアップみたいになっちゃいました。

83年 マチルダBABY

  • ジャーロッくバンドの進化
  • シンセの使い方が秀逸

79年 思い過ごしも恋のうち

  • 研究して真似しようとしてもできなかった

78年 勝手にシンドバッド

  • 斬新なラテンパーカッション
  • EmとAmのアレンジ

98年 爆笑アイランド

  • 社会風刺、ロック、エレキ
  • ネガティブではなく笑い飛ばす感じ

96年 愛の言霊

  • 言葉が持つ響きとリズムでメロディーを奏でる
  • 言葉の意味を超えたメロディ感
  • 音、メロディ、歌詞が一体となっている

M7というコードの使い方

  • おしゃれになりがち。サザンはおしゃれを超える。
  • さりげなく曲に溶け込ませる
  • 歌のメロディではなく、バックにのせる
  • 計算ではなく、本能的に使っている?

85年 メロディ

  • 日本語と英語の使い方が発音が絶妙

00年 TSUNAMI

  • 昭和の歌謡曲のルーツに顧みて、一字一句日本語が吟味されている
  • ロックと歌謡曲をルーツ
  • 当時の集大成といえる

79年 奥歯を食いしばれ

  • ブルーシーなボーカル
  • 日本では唯一無二な歌い手

18年 闘うもの達へ 愛を込めて

  • 歌詞のSF感を引き出してる

14年 東京VICTORY

  • オクターブ奏法のベース
  • ロックとEDMのハイレベルな融合

一音に一文字の日本語の歌謡法を変えた。 日本語のアクセントの場所を決めて一音に複数の言葉を詰め込む たくさんの情報を詰め込むことができるようになった、ロックの発明

逆に、TSUNAMI,涙のキッスは一音に一文字という歌謡曲トラディショナルな演奏法を披露 トラディショナルな演奏方法においても新しい演奏方法を模索

80年 シャ・ラ・ラ

85年 鎌倉物語

  • 桑田と同じくサザンの声
  • 母性のあふれる声を堪能できる

84年 ミス・ブランニュー・ディ

  • 原がリフをキーボード手引きで行っている

90年 希望の轍

  • イントロの掴みが最高

原の音とり、引き方はブルージー 自動演奏をしないで生演奏のところがすごい

92年 HAIR

  • ユーモアの中での哲学的な世界観
  • 抽象的な詩

92年 ニッポンのヒール

  • ユーモアたっぷりに世間をぶった切る
  • 批判の先にも自分がいて、俺たちはだめだという自虐こみでのユーモア

85年 吉田拓郎の唄

  • 先輩を名指しにしたタイトル「俺なら過去を歌わない」
  • 実は休みにはいる吉田へのエール

84年 よどみ萎え、枯れて舞え

  • あいりんふうけ症 という天才的な造語のセンス

85年 Brown Cherry

92年 慕情

  • いかがわしい歌詞の中に、深い叙調的な歌詞をいれて言葉の威力を増す

TV「関ジャム」: ユーミンの音楽的発明

ユーミン松任谷由実、もしくは荒井由実。今回の関ジャムはこのユーミンの発明をフューチャー。彼女が世に出た70年代はフォークソング全盛期。シンプルなコード進行に、シンプルな歌詞をのせるのが音楽の主流の時代にもたらした発明についての特集でした。 数多あるユーミンの楽曲を70年代、80年代、90年代にわけて彼女の発明を解説しています。

  • 70年代

  • 当時主流なフォークはアメリカの音楽からの影響を受けていたが、ユーミンはUKロックの影響を多大に受けている。

  • ひこうき雲はUKロックバンド「プロコロハルム」の「青い影」のコード進行を受けている。コードが下がり続けていく進行。

  • 74年 「海を見ていた午後」
    • 歌詞が絵画・風景画をみているような描写。実際の固有名詞を入れて現実感を出しながら、現実の場所とは微妙に異なるが、聞いていて心地のよい言葉を選んでいる。例「山手のドルフィン」=>実際は「根岸のドルフィン」。
    • コード進行はG/Aという分数コードを入れることで、不思議な浮遊感、空気感を演出。
    • 全体的にリアルとファンタジーが入り混じる演出を行っている。
  • 76年 中央フリーウェイ
    • 実際は「中央自動車道」。中央フリーウェイでおしゃれ。
    • 右に競馬場、左にビール工場はリアル描写

*80年代 - 80年 サーフ天国、スキー天国 - 80年 恋人がサンタクロース - 81年 守ってあげたい - 84年 ノーサイド - 85年 シンデレラ・エクスプレス - 88年 リフレインが叫んでる - 89年 ANNIVERSARY

苗場スキー場のタイアップ曲が入るが、当時はバブルスキーブームの前で、時代をさきどっていた。

ここでユーミンの発明を3つほど紹介 - サビでの転調がすごい - 恋人がサンタクロース - 「つむじ風~」の前後、サビの途中でコード進行が GからDへ - 転調の違和感をかんじさせず自然にかつ、サビの途中でさらに盛り上げるポイントをつくりあげている

  • 構成の巧みさ

    • 恋人がサンタクロース
      • Bメロからサビにいくと見せかけて、ギターソロの間奏を挟んだ後に、Bメロ、サビ、のシーケンス
      • 間奏にいくことで高揚感を盛り上げていき、サビで爆発させる
  • カメラの台数を増やした歌詞作り

    • ダイアモンドダストが消えぬ間に
      • 映像的なとらえ方、カメラワークを意識した歌詞、とにかく視点が目まぐるしく変わる
      • 1コーラス目で、「真夏のクリスマス」南半球、2コーラス目で「ひとりの冬」、北半球の冬に代わる。
      • 「紅サンゴ」、「トナカイ」と夏と冬を対照させながら、角という共通点でリンクさせる
      • 同様に、「Diamond Dust」「いくせんの泡」と夏と冬を対比させているが、キラキラという共通点でリンクさせている
  • 90年代

    • 93年 真夏の世の夢
    • 94年 Hello, my friend
    • 95年 輪舞曲(ロンド)
    • 94年 春よ、来い
    • 75年 ルージュの伝言 (映画タイアップ)
    • 73年 ひこうき雲 (映画タイアップ)
    • 99年 シャングリラ (イベントタイアップ)
  • 感想 大ファンでもなかったのですが、さすがに今回出てきたユーミンの曲はすべてわかりました。これはまさに新しい時代を築いた歌手であったことの証左なのでしょう。Apple Musicにアルバムつくって聞いてみようかと思っております。 番組は3つの世代に分けた割に、90年代の「発明」の描写がほとんどなかったのは、彼女の素晴らしい発明については次世代の若者にも浸透し、90年代にはある程度一般化したテクニックになってしまったということなのでしょうか。 たまたま聞いていたラジオ番組「アトロク」で、加山雄三ユーミンが出てきたときに「俺にはできない」と舌を巻いたというエピソードを紹介されていました。それぐらいすごい発明をしたユーミンもある時代で音楽の流れが変わった事を感じた、と発言をしていたとことです。音楽の流れを読み取れるのが一流の証、ではあるのでしょう。こうした流行が音楽史を作っていき、その流れのなかで彼女はこうした発明で、輝かしい一時代をつくったのだと感じました。

TV「関ジャム」 「プロボーカリスト達が選んだ実は歌うのが難しい歌」メモ

テレ朝でやっている音楽番組「関ジャム」は音楽のロジックをわかりやすく素人に説明するという超良質番組ということ今更ながら気づきました。音楽を含めた芸術作品にもきちんとしたロジックがありそれを理解することはとても心地よさというのに気付いてから、こうした番組が大好物です。 実験的にメモを取ったのでこちらに残してみたいと思います。今後も、時間があるときにメモって行きたいと思いますが、未定。

2018年10月14日放送「プロボーカリスト達が選んだ実は歌うのが難しい歌16選」 ゲスト・

実は難しい4つ(5つ?)の要素ごとに作品例を紹介。

1.音程が取りにくい

「ふゆがは~」はドソドソ。シンプルだけど難しい2回繰り返し 2回目の「ソ」上がりきるのが難しい 「はじまるよ」のひとつひとつのおとをきちんととりにくい。特に間の音

音程が微妙な上がり下がりしていて実は難しい

2人でうたうDuoソングをそれぞれ、メロディーとコーラスが重なるハーモニーのため、実は複雑な主旋律が崩れやすい

Aメロから錆にかけてのシャウトへの変化が難しい

サビの起伏の激しいメロディ。聞きこまないとうたいこむのが難しい

2.キーが高い曲

聞くだけではスムーズだがキーがとても高い さらにサビのハイトーンではノンブレスが続く ブレスはメリハリ。効果をどこにつかうか。本曲はサビ中に入れずに弾き語りだからとてもすごい

  • 愛をこめて花束を Superfly 09年

高い音域。効率よく息を声に変えないと、枯れるし音が外れる

  • 奇跡を望むなら・・・ JUJU 06年

全体的に高いキー。しっかり歌うためには安定感が必要 大サビが特にやばい。ブレスの取り方と安定感が上手

3.リズムが難しい曲

ミディアムテンポにみえて、曲全体がレイドバックで構成されている レイドバック、発声をリズムのテンポの少し後ろに取ることで、曲調に粘りがでる。ただし後ろすぎると不快な遅れとなるため難しいテクニック

  • ハピネス AI 11年

ヒップホップとR&Bが混じっている独特な曲 伴奏がリズミカルなので走ってしまいがちになる テンポが単調で惑わされがちだが、オンビートではなくレイドバックがはいる

4.言葉数が多い

大サビ前の早口パートは言葉数が多く、音程を合わせるのが難しい 「ときには」の「と」は小節が変わる前に食い気味にくる、変則

歌詞量が多く、一つ間違えるとすぐに間違えがち

5. 世界観の表現が難しい

  • 逢いたくていま MISIA 09年

声量がないと痛い目を見る曲 歌声、技術をすべて表現に昇華している 客の呼吸までもコントロールする世界観 ふつうは低い音域が地声、高い音域が裏声だが、低音域を裏声っぽく歌うことで、高音域をしっかりささえられる

音域の高さももちろん難しいが、矢沢にしか歌えない 「泣きの響き」の技術 西城秀樹「ローラ」。感情が音声に含まれる

桑田の声質ではないと成立しない曲

譜面通りうたっただけでは、歌詞の切なさが表現できない。久保田の抑揚が必要な曲

加山の生まれ持った音域のすごさ。80を超えてのこの音域は天性のもの

マッキーとか歌いやすそうで実は超難しいんですよね。CDとかで聞いている分には名曲なのですが、音程がとれずにひどい目に合うこともしばしばです。もう音痴を直すことはあきらめて楽しく歌うという公害体質になってしまいましたが、またカラオケいきたいなりました。 あと個人的に4番の言葉数は、ミスチルの曲、多い感じですよね。「ニシエヒガシエ」とか反則てきな言葉の入れ込みじゃないですか。でも桜井さんが唄うとマジかっこいんだよなぁ。